さて、前の日記では Whisky a Go Goでの不思議な(?)出会いの話をしましたが、
今日はその続きです。
彼の名前はkurt moritz といいます。
調べると、制作・プロデューサとして名前が出てきます。
(http://movie-fan.jp/filmography/00215732.html)
また彼が笑顔が爽やかで紳士なんですよねー
あたしのビールが空になってるのに気付くと「もう一杯どうだい?meが買ってこよか」(たぶんこんなかんじ) と笑顔で。出会ったばっかりですよ?
結構へべれけだった私は「ありがとう~ あ、おかわりしてきまーす♪」とレッドブルを飲む。若きバンドたちの音に溺れつつ、ライブハウスの空気にもうノックダウン。
今思えばウイスキーのんでないな。そーいや。 ウイスキーアゴーゴーなのに。
バドワイザーア・ゴーゴーになってしもうた。 バドワイザの爽快感がビールの中で一番好きです。
そんなことを考えながらカーツと 次に出てきたこれでもか!と頭を振りながら、しかも筋肉モリモリの
ハードロックバンドのボーカルが、始まるやいきなり上半身裸になったことについて話合っていた。
「なんでいきなり裸なんでしょ」と私。
そしたら「youの上着を貸してあげなーベイビー」と言われた。
そしてカーツは笑いながら「これこれ♪」と耳栓をした。 笑
カーツさん制作の「lie to me」も日本で放送されるんじゃないかなぁ
連絡先も交換し、フェイスブックを聞かれ「え!ブログだけだもん」と言うと
「OH!really?? why?」 といわれた。。。 フェイスブック大切なのね・・
そして、私が入ったライブハウスWhisky a Go Go(http://www.whiskyagogo.com/)ですが、
ハリウッドからも比較的近い、車で15分くらいの場所。
Whisky a Go Goについて、どんなライブハウスなのか更にいうと、
・ドアーズがその人気に火がつくまで、しばらくの間クラブの専属バンドを務めた。
・フランクザッパが「マザーズ・オブ・インベンション」でレコード契約を獲得したのも、このクラブで行ったライブパフォーマンスが元になっている。
・ジミヘンドリックスはよくジャム・セッションを行うためふらりと訪れた。
・オーティスレディングは自身のアルバム「ライブ・アット・ザ・ウィスキー」を1966年にウィスキー・ア・ゴーゴーで録音。
・あとはイギリスのバンド キンクス、ザ・フー、レッド・ツェッペリン、ロキシー・ミュージックやオアシスもウィスキー・ア・ゴーゴーで主演を行った。
・1970年代後半には、ここがニュー・ウェイヴの台頭やパンク・ロック・ムーヴメントの中心となり、ラモーンズ、トーキング・ヘッズ、エルヴィス・コステロ、ジャムらが上演。
・あとはモトリー・クルー、ヴァン・ヘイレンなど、様々な地元のバンドも頻繁に演奏を行ったそうです。
だからハウス内にはモトリーさんのでっかい看板がどでーんとあったのか。。
90年代になると、ニルヴァーナなど。
まぁとにかく 昔からここに住み着いた「ロックの神様」が今日も若きバンド達の演奏を見守っているのだ!
そして今宵も、、、
そうなんです! さきほど出てきた カートモリッツさんは今日の出演バンド「the coconuts」(ザ・ココナッツ)のドキュメンタリー映画、PVを撮っている監督だったんです!
そしてこの ココナッツがまた もー素晴らしかった。
ココナッツの番になると人もどっさり。
年齢層もおばさま、おじさま、おじいちゃんからティーンまで幅広い。
おばさまが音に合わせてダンシングしている姿はほんとうに楽しそうでした。
みんな音楽が好きなんですね
ザ・ココナッツは8人組のバンドで
ギター2人、ギターボーカル、キーボード、ベース、バンジョー、ドラム、タンバリン&コーラスの女性1人。
ジャンルを考えてみたが思いつかない! とにかくメロディーがよく、ロック、R&B、カントリーな
ザ・バンドのサウンドの多い版かな? と考えてしまった。「旅バンド」のイメージもあります。
フォークでロックで、時にはメロウ。
バンジョーのビンビンという音が耳に残ります。 CD欲しいなぁー!と調べてみましたが、このバンドのHPやらCDがよくわかりませんでした。
もし知ってる方いましたら是非お知らせください。 とにかくめちゃかっこいいバンドです。
と、いいバンドみっけたーーー!もう一回聞きたいーー! と思う夜なのでした。
はじめ、マイクのトラブルで音がでないと、最前列のレディがPAさんに文句言いにいく。
という事が何回か繰り替えされ・・・熱いファンをお持ちのココナッツさん。
カーツさんにアフターパーティどうでっか と言われたけど もうすでにお迎えに来て頂いてたので、
その場を後にしました。 日本のフェスに出てもらう約束をして。(って私はなにもの)
フジロックとかに来てほしいなぁ ~ スマッシュさーん!
ステージは一番でっかいグリーンでもいいし、ヘブンなんてもってこい!
おまけ
ステージ横の看板。 このセンス天才ですね
「ダイブするやつぁ~家帰らしまっせーー!」
こういった言葉のセンスもスーパーの看板などでも見かけられ、(honeyとmoneyをかけたり)思わずくすっ ときます。
そして
<ウイスキーア・ゴーゴー俳句>
ロスの夜
音はいつまでも
残ってる・・・